海外FXを利用するメリット(国内FXと比較)

国内FXは金融庁の認可を受けているため安全性は高い一方で、ボーナスやレバレッジなどに規制が入ることで取引環境に制限があります。

一方で、海外FXは国外の拠点を持つ業者が運営することで、金融庁の縛りを受けません。

そのため、国内FXでは利用できないハイレバレッジトレードや豪華なボーナスを受け取りながらトレードすることが可能です。

そこで、今回は海外FXを利用するメリットを、国内FXと比較して解説します。

海外FXと国内FXの違いは規制があるかどうかが大きい

海外FXとは、日本国外に拠点を持つ業者が運営するFX業者のことをいいます。

海外FXは国内FXとは異なり、日本に拠点がないので金融庁のライセンスを取得していません。

ただし、金融庁に登録していることで、国内FXには縛りが多いのが特徴です。

・最大レバレッジは25倍
・ゼロカットシステムを採用できない
・損失を補てんする豪華なボーナスを提供できない

大きな縛りとしては「最大レバレッジ」「ゼロカットシステムを採用できない」「ボーナス」の3つです。

国内FXでは、最大レバレッジは25倍に対して海外FXは無制限なのでより大きな利益を狙うことができます。

ハイレバレッジであれば損失も大きくなりますが、ゼロカットシステムを採用していることで海外FXは損失が出ても追証の心配がありません。

また、国内FXでは景品表示法によりボーナスの額や質に制限が設けられていますが、海外FXは業者独自でボーナスを提供できるのも強みです。

金融庁のホームページでは無登録で金融商品を取り扱う業者として、海外FX業者の多くは警告を出されています。

しかし、海外FX業者を利用することは違法性はなく、むしろレバレッジの高さや豪華なボーナスを提供していることで国内FXよりも魅力的な環境で取引が可能です。

海外FXと国内FXの違いを比較

国内FXの規制の特徴から、海外FXとの違いを見てみましょう。

	国内FX	海外FX
最大レバレッジ	25倍	無制限
注文方式	DD方式	NDD方式
取引プラットフォーム	業者により独自ツールを提供	MT4 MT5 cTrader
取引単位	1ロット1万通貨	1ロット10万通貨
追証	発生する	ゼロカットシステムで発生しない
信託保全の義務化	あり	なし
ボーナス	入金額に応じてキャッシュバックや商品をプレゼント	口座開設ボーナス 入金ボーナス 業者独自のボーナスなど
税金	一律20.315％（分離課税）	15％～55％（総合課税）

国内FXでは業者ごとに提供する独自のプラットフォームが多いですが、海外FX業者では世界中のトレーダーが利用する「MT4」や「MT5」「cTrader」というツールを利用できます。

そのため、複数の業者で取引する場合でも、海外FXなら操作方法が同じなので業者のいいとこどりをしながらトレードできるのが魅力と言えるでしょう。

また、国内FXでは信託保全は義務化されているので保護されているというメリットがあります。

海外FXでは信託保全が義務化されていないので、万が一会社が破たんした場合に返金されないリスクがあります。

まとまった金額を入金して取引する場合は、AXIORYのような信託保全を採用している業者を選ぶと安心でしょう。

なお、国内FXはもちろん、海外FXも日本語対応している業者がほとんどです。

中にはライブチャットや電話など、日本人スタッフが対応してくれる業者もあるので、英語が苦手でも安心して取引が可能です。

海外FXを利用するメリット

海外FXはメリットも多く、国内FXよりも取引環境が魅力で口座開設する人も少なくありません。

口座開設ボーナスを利用すれば無料で取引できる

海外FXを利用するひとつ目のメリットは、「口座開設ボーナスで無料取引ができる」ことです。

実際に、海外FX業者で口座開設ボーナスを提供している業者は以下の通りです。

海外FX業者	口座開設ボーナスでもらえる額
XM	13,000円
Vantage	15,000円
FXGT	15,000円
Swift Trader	15,000円
BigBoss	5,000円
HFM	3,000円

海外FX業者の多くは口座開設ボーナスを提供しており、もらえる条件が「口座開設のみ」ということもあり誰でも受け取ることができるハードルの低さが魅力です。

もらったボーナスは取引の元手として利用でき、ボーナスで得た利益に関しては出金も可能、つまり無料で利益を得られるチャンスがもらえます。

国内FXの口座開設ボーナスは「口座開設＋入金」が必要なのに対し、海外FXなら初心者や資金力の低いトレーダーでも未入金でトレードを始めることができます。

ハイレバレッジ取引ができる

２つ目のメリットとして、「ハイレバレッジの取引ができる」ことがあります。

海外FXはレバレッジ制限がないので、国内FXと比べてもレバレッジがはるかに高いのが特徴です。

例えば、Exnessでは実質無制限、XMでは1,000倍など、ハイレバレッジトレードが可能です。

そのため、10万円の証拠金から一撃500万円の利益を得ることも現実的に可能なのが海外FXの最大の魅力と言えるでしょう。

また、レバレッジが高いことで少額でも大きなポジションを持つことが可能です。

例えば、国内FXの最大レバレッジ25倍とXMの最大1,000倍のレバレッジで、1ドル＝150円のときに1万通貨保有するのに必要な証拠金は以下の通りです。

国内FX：60,000円
【計算式】150円（1ドル当たりの金額）×1万通貨÷25倍（レバレッジ）＝60,000円

海外FX：1,500円
【計算式】150円（1ドル当たりの金額）×1万通貨÷1,000倍（レバレッジ）＝1,500円

つまり、レバレッジが高いほど少ない金額で済むので、国内FX業者よりも取引を始めやすいのです。

口座開設は簡単で早い

3つ目のメリットは、海外FXのほうが「口座開設が簡単で早い」ということが挙げられます。

海外FXは国内FXと比べて、口座開設から始めて取引できるまでの時間が短いのが特徴です。

国内FXでは口座開設してから、個人情報の確認書類を提出・審査が完了するまでは入金できず取引ができません。

一方で、海外FXでは審査が完了していないと出金はできないものの、口座への入金が可能なので実際に取引することが可能です。

また、国内FXではマイナンバーカードが必須ですが、海外FXはマイナンバーカード不要で登録できるハードルの低さもメリットと言えるでしょう。

そのため、なるべく早くFXの取引をしたい人は、海外FXのほうがおすすめです。

自動売買が利用できる

4つ目のメリットとして「自動売買が利用できる」ことが挙げられます。
自動売買はMT4やMT5といったツールから、EAをダウンロードすることで使えるようになります。

自動売買を利用すれば、仕事をしているときや寝ている間でも取引のチャンスを逃すことがありません。

エントリーや決済の判断も自動なので、FX初心者でも利益を得やすいのが特徴です。

約定力が高い

5つ目のメリットは「約定力が高い」ことです。

多くの海外FXはNDD方式を採用しており、トレーダーから受けた注文を自動的に市場へ流す方式を使っています。

ほとんどの国内FXで採用しているDD方式と比べると、約定率が高くスピードも速いので、希望レートで注文が通りやすいというメリットがあります。

そのため、スキャルピングやデイトレーダーにとっても魅力的な環境と言えるでしょう。

まとめ

海外FXは国内FXと比べてもメリットが多く、魅力的な環境で取引が可能です。

とくに豪華なボーナスやハイレバレッジトレード、ゼロカットシステムは人気の理由で、国内FXでは得られない少ない資金で大きなリターンをリスクを抑えて取引することができるでしょう。