ビットコインFXと現物取引の違いやメリット・デメリット

ビットコインFXは、仮想通貨や暗号通貨をレバレッジをかけて行う取引のことです。

国内取引所の最大レバレッジは2倍と法律で決められている一方で、海外取引所であれば最大1,000倍のレバレッジをかけた取引が可能です。

そこで、本記事ではビットコインFXと現物取引の違いや、メリット、海外取引所の選び方を解説します。

ビットコインFXと現物取引の違い

ビットコインFXとは、ビットコインを「FXの仕組み」を利用して行う取引のことです。

そもそも、ビットコインの取引を行うには、「現物取引」と「FX取引」の2種類の方法があります。

どちらもビットコインを売買するのは同じで、将来の価格を予想して価格が上昇する場合は購入、下がると予測した場合は売却を行います。

しかし、現物取引とビットコインFXでは異なる点がいくつかあります。

	ビットコインFX	現物取引
投資対象	仮想通貨	仮想通貨
レバレッジ	あり	なし
空売りできるか	〇	✕
手数料	無料の業者が多い	取引所により異なる

主な違いは「レバレッジ」と「空売り」ができるかどうかです。

FXでは証拠金よりも大きい金額がかけられる（レバレッジ）が魅力ですが、現物取引はレバレッジは使えません。

レバレッジがかけられることで、より大きい利益を得やすくなることもあり、大きな利益を狙いたい人はビットコインFXのほうが適しているでしょう。

また、ビットコインFXでは空売りができるのも大きなメリットです。

空売りとは売りから入ることができる取引のことで、高く売って安く買い戻すことで差額が利益として発生します。

空売りが可能だとビットコインの価格が下がっているときでも利益を狙えるので、どのタイミングでも取引しやすいでしょう。

ビットコインFXと一般的なFX（為替取引）の違い

ビットコインFXと一般的なFX（為替取引）は、投資対象が仮想通貨と外貨という違いのほかにも以下の2つの違いがあります。

・取引可能時間帯
・価格変動の大きさ

それぞれ具体的に違いを見ていきましょう。

取引可能時間帯：ビットコインFXは24時間365日売買が可能

ビットコインFXは24時間365日市場開いているため、ライフスタイル関係なく取引がしやすい特徴があります。

株式や為替はマーケットの空いている時間が限定されているため、取引は平日のみしか取引できません。

そのため、平日の昼間は本業や家事で忙しい人も、時間を気にせず自分のタイミングで取引できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

価格変動の大きさ：ビットコインFXのほうが価格変動が大きい

ビットコインFXは、一般的なFXよりも投資対象の価格変動が大きいのが特徴です。

価格変動が大きいことで損益の振れ幅も大きくなるため、短時間でも大きく値動きが発生します。

大損する可能性もありますが、うまく運べば大きな利益を狙えるのもメリットです。

海外取引所を利用するメリット

ビットコインFXを海外取引所で行うメリットを見ていきましょう。

口座開設ボーナスでリスクなく取引で取引体験できる

ビットコインFXを海外取引所で行うひとつ目のメリットは「口座開設ボーナスで無料取引体験できる」ことです。

国内の仮想通貨取引所とは異なり、海外の仮想通貨取引所にはボーナスキャンペーンが行われています。

とくに入金不要で口座開設するだけでもらえる口座開設ボーナスを利用することで、自己資金の必要なくビットコインFXのトレード体験が可能です。

口座開設ボーナスを行っている海外FX業者の例は以下の通りです。

海外取引所	口座開設ボーナス
Vantage	15,000円
XM	15,000円
FXGT	15,000円
MEXC	50ドル（約7,000円）
Zoomex	20ドル（約2,800円）

※1ドル＝140円の場合

ボーナスそのものを現金化することはできませんが、ボーナスで取引を行って得た利益に関しては出金できるので、ぜひ使ってみてください。

ハイレバトレードで大きな利益が狙える

ビットコインFXは、最大1,000倍というハイレバレッジで仮想通貨をトレードが可能です。

日本の仮想通貨取引所では最大レバレッジ2倍と決まっていますが、海外取引所は縛りがないため、最大1,000倍というハイレバレッジで取引ができます。

さらに、海外の仮想通貨取引所ではゼロカットシステムを採用しているので損失が発生しても追加で支払う必要もないので、ハイレバレッジでもリスクを抑えてトレードができるのがメリットと言えます。

海外取引所を利用するデメリット

続いてビットコインFXのデメリットも確認しておきましょう。

長期保有には向いていない

ビットコインFXは変動が激しいため、長期投資には向いていません。
レバレッジをかけられる代わりに、ロスカットや損失リスクも高くなるためです。

そのため、ビットコインFXで取引をおこなうときには短期的な利益を狙うために利用するのがおすすめです。

金融庁のライセンスを保有していない

海外取引所は金融庁のライセンスを保有していないので、安全性・信頼性は担保されていません。

国内取引所は金融庁のライセンスを保有しているので、入出金に関するトラブルにも法律で守られています。

一方で、海外取引所では入出金トラブルが発生してもすべて自己責任となるのには注意が必要です。

海外取引所を利用するなら、日本での運営歴が長い取引所や金融ライセンスを保有している業者から選ぶことをおすすめします。

ビットコインFXの取引所の選び方

ビットコインFXの海外取引所の選び方を解説します。

安全性・信頼性の高い取引所

海外取引所を選ぶときには、安全性・信頼性の高い取引所を選ぶことが重要です。

安全性が高いかどうかを見極めるには、「金融ライセンスを保有しているか」「日本での運営歴が長いか」を確認すると良いでしょう。

例えば、XMやFXGT、Exnessなど、為替取引でも人気のある業者は、金融ライセンスを保有しているうえ日本での運営歴が長いので、他の業者と比べると安心して利用できると言えるでしょう。

最大レバレッジが高い

海外取引所を選ぶなら、最大レバレッジが高い取引所を選ぶと良いでしょう。

レバレッジは高いほど少額から大きなリターンを狙うことができ、海外取引所の最大レバレッジは1,000倍です。

国内取引所の2倍と比べても高いレバレッジを利用できるのが魅力と言えるでしょう。

とくにメインは為替取引、残りでビットコインFX取引をするなら、レバレッジの高い取引所を使うことが重要です。

取引プラットフォームが使いやすいかどうか

取引所によって使える取引プラットフォームが異なるので、自分に合うプラットフォームが使える取引所を選ぶことをおすすめします。

とくにMT4やMT5に慣れている人からすると、取引所独自のプラットフォームでは使い慣れないことも多いでしょう。

自分に合う取引プラットフォームかを判断するには、複数の取引所で口座開設して実際に使ってみることをおすすめします。

まとめ

今回はビットコインFXについて、特徴やメリット、現物取引との違いについて解説しました。

ビットコインFXは現物取引とは異なり、レバレッジをかけた取引が可能なので少額からでも大きな利益が狙いやすいという特徴があります。

とくに、海外取引所であればハイレバレッジでもゼロカットシステムにより、損失がでても追証の心配もありません。

ビットコインFXや仮想通貨取引が気になる人は、この記事を参考に口座開設してみてはいかがでしょうか。