目次
ロングとショートの定義と違い
ロング(買いポジション)とは何か?
FXにおける「ロング」とは、ある通貨ペアを買って保有し、将来的に価格が上がると見込んで利益を狙う取引のことを指します。たとえば、「USD/JPY(ドル円)」をロングする場合は、ドルを買って円を売るという意味になります。ドル円が130円から132円に上昇したとき、130円でロングしていれば2円分の為替差益が得られます。
ロングポジションの本質は、「安く買って高く売る」こと。為替相場が上昇すると利益が出るため、上昇トレンドに乗る戦略として活用されます。
ショート(売りポジション)とは何か?
「ショート」は、通貨ペアを売ってポジションを保有し、将来的に価格が下がると見込んで利益を狙う手法です。例えば、USD/JPY(ドル円)をショートする場合は、ドルを売って円を買うという意味になります。130円でショートして、128円で買い戻せば2円分の為替差益となります。
ショートポジションは「高く売って安く買い戻す」取引手法です。相場が下落しているときに活用され、リスクヘッジやトレンド転換点の攻めにも有効です。
ロングとショートの違いを比較
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ロング(買い) |
ショート(売り) |
相場方向 |
上昇で利益 |
下落で利益 |
エントリー方法 |
安く買って高く売る |
高く売って安く買い戻す |
利益確定 |
売却 |
買い戻し |
損失のリスク |
下落相場で損失 |
上昇相場で損失 |
スワップ傾向 |
プラスになりやすい |
マイナスになりやすい |
ロングとショートのメリット・デメリット
ロングのメリット
上昇相場では利益を出しやすく、初心者にも直感的にわかりやすい
スワップポイント(通貨の金利差による受取)が発生しやすい
ロングのデメリット
相場の下落時に大きな損失を被るリスクがある
急落が起きた際に損失が一気に広がる可能性も
ショートのメリット
相場が下落している局面でも利益を出せる
株式市場などと連動した円高局面でもトレードチャンスがある
ショートのデメリット
金利差の影響でスワップがマイナスになることが多い
相場急騰時には損失が無限大に膨らむ可能性がある
「ロング」「ショート」の名称の由来
「ロング(long)」と「ショート(short)」という表現は、もともと米国の金融業界で使われていた用語で、ポジションの保有期間や方向性に由来しています。価格が上がるには時間がかかる(長い)ため「ロング」、下落は短期的に起こりやすいため「ショート」と呼ばれるようになったと言われています。
初心者にはどちらが向いているか?
初心者にはまず「ロング」から始めるのがおすすめです。理由は以下のとおりです。
上昇トレンドは視認しやすく、安心感がある
買い=保有=安心、という感覚が初心者にフィットしやすい
スワップポイントの受取が発生しやすいため心理的にも継続しやすい
一方で、相場環境によってはショートの方が有利な場面もあるため、基礎を学んだ後は両方のポジションを柔軟に使いこなせるようになるのが理想です。
次章では、FXにおけるロング・ショートの仕組みと「売りから入る」ことができる理由について詳しく解説します。
FXにおけるロング・ショートの仕組み(売りから入れる理由)
「売り」から取引を始められる仕組み
FXでは通貨ペアを売りから入る、つまり「ショートポジション」で取引を始めることが可能です。これができる理由は、FXが通貨の交換取引(差金決済)で成り立っているからです。たとえばUSD/JPYをショートするとは、ドルを売って円を買うという意味であり、円建てでドルを「売る」ことが可能になります。
現物取引(株など)とは異なり、FXでは証拠金を預けることで、実際に通貨を保有していなくても「売り」から入ることができるのが特徴です。
証拠金取引とレバレッジの役割
FXは証拠金取引であるため、全額の資金を用意する必要はありません。たとえば10万円の証拠金で100万円相当のポジションを持てば、10倍のレバレッジを使っていることになります。この仕組みにより、売り(ショート)ポジションでも買い(ロング)と同様に手軽にエントリーが可能です。
また、ショートポジションを建てるときにも為替差益が狙えるだけでなく、スワップポイントも発生する場合があります。たとえば、高金利通貨をショートするとスワップ支払いが発生する可能性が高く、長期保有には不利になることがあります。
株式の空売りとFXショートの違い
株式の場合、空売り(ショート)を行うには証券会社から株を借りる必要があり、返済義務が生じます。しかし、FXではこのような実物の貸し借りは不要です。常に2つの通貨を交換する仕組みなので、片方を「売る」ことで自然にもう一方を「買っている」状態になります。
たとえば、EUR/USDでユーロを売る=ユーロを売ってドルを買うということになるため、借りるという概念がなく、スムーズにショート取引ができます。
スワップポイントの発生とポジションの違い
FX取引では、ロングとショートでスワップポイントの付き方が異なるのも特徴です。
ロング(買い):金利の高い通貨を買うことで、スワップ収入が得られる可能性がある。
ショート(売り):金利の高い通貨を売ることで、スワップ支払いが発生する可能性がある。
つまり、金利差が大きな通貨ペアをショートで持ち続けると、毎日スワップの支払いが発生し、保有コストがかかる点に注意が必要です。
このように、FXでは「売りから入る」取引も自然にできるように設計されています。次章では、具体的な取引例を使ってロングとショートの使い分けを実践的に理解していきましょう。
実例で理解するロングとショートの使い分け
ロングポジションの具体的な取引例
例)USD/JPYを130円で買い(ロング)→132円で売却
この場合、2円の為替差益が発生します。1万通貨であれば20,000円の利益です。ロングは「安く買って高く売る」が基本で、上昇トレンドに乗った順張り戦略と相性が良いとされています。
利益計算の一例
ポジション:USD/JPY 1万通貨
エントリー:130.00円、決済:132.00円
為替差益:2.00円 × 10,000通貨 = 20,000円の利益
ショートポジションの具体的な取引例
例)USD/JPYを130円で売り(ショート)→128円で買い戻し
このケースでは、2円分の値下がり益が得られます。ショートは「高く売って安く買い戻す」が基本で、下落トレンドを狙う際に有効な手法です。
利益計算の一例
ポジション:USD/JPY 1万通貨
エントリー:130.00円(売り)、決済:128.00円(買戻し)
為替差益:2.00円 × 10,000通貨 = 20,000円の利益
利益と損失の計算方法
利益や損失は「(決済レート-エントリーレート)×通貨単位」で計算できます。レートの動きが利益か損失かになるのはロングとショートで逆方向になる点を理解しましょう。
ポジション |
レートの変動方向 |
損益の結果 |
ロング |
上昇 |
利益 |
ロング |
下落 |
損失 |
ショート |
下落 |
利益 |
ショート |
上昇 |
損失 |
場面ごとのポジション選択例
ケース1:緩やかな上昇トレンドでは、押し目でロングエントリーし、順張りで利益を狙う
ケース2:急激な悪材料で相場が下落している場合、戻り売り(ショート)を狙って下落の流れに乗る
このように、相場の流れとタイミングを見極めてロングとショートを使い分けることがFXでは非常に重要です。次章では、トレンド相場・レンジ相場での戦略的な使い分けをさらに詳しく掘り下げます。
トレンド相場・レンジ相場での戦略的使い分け
上昇トレンド・下降トレンドでのロング・ショート戦略
トレンド相場とは、価格が明確な方向に向かって動いている状態を指します。価格が右肩上がりに上昇しているときは「上昇トレンド」、右肩下がりに下落しているときは「下降トレンド」と呼ばれます。
このような相場では「順張り」が基本戦略になります。
上昇トレンド
押し目でロングエントリー(移動平均線やサポートラインを目安)
トレンド継続中は利益を伸ばしやすく、リスクも相対的に小さい
下降トレンド
戻りでショートエントリー(レジスタンスラインや移動平均線への戻しを狙う)
相場が弱気な時期にショートで利を狙うことで、効率的に利益を得られる
レンジ相場での逆張り的戦略
レンジ相場とは、一定の価格帯の中で上下を繰り返している相場のことです。トレンドが発生していない時期に見られ、方向感がないときには短期の取引が主流となります。
レンジ上限でのショートエントリー
上限付近で反発サイン(陰線転換やRSI高止まりなど)を確認後にエントリー
レンジ下限でのロングエントリー
下限付近で反発サイン(陽線出現やRSI底打ちなど)を確認後にエントリー
このように、レンジでは「逆張り」の考え方が有効です。ただし、レンジをブレイクした場合は一気にトレンドが発生するため、損切りをしっかり設定する必要があります。
順張りと逆張りの使い分けポイント
順張り(トレンドに乗る)
トレンドが明確な場面で有効
利益を大きく伸ばせる可能性あり
逆張り(反転を狙う)
トレンドの終わりやレンジ相場で使う
小さな利幅をコツコツ積み上げるイメージ
相場の環境認識(トレンド or レンジ)を誤ると、逆方向のポジションを持ってしまい、損失が拡大することがあります。ロングとショートの選択は、常に「今の相場がどの状況なのか?」を把握してから行うようにしましょう。
次章では、ロング・ショートと両建て戦略やヘッジとの関係性について詳しく解説します。
ロング・ショートと両建て(ヘッジ)の関係性
両建てとは何か?
両建てとは、同一の通貨ペアにおいてロングとショートのポジションを同時に保有する取引手法です。主に相場の急変動時にリスクを一時的に抑えるためのヘッジ(損失回避)手段として使われます。
たとえば、USD/JPYでロングポジションを持っていた場合、相場が短期的に下落しそうなタイミングで同時にショートを保有することで、相場の振れ幅に対応しながら全体の評価損益を安定させることができます。
ヘッジ目的でのロング・ショート活用
両建ては、特に方向感が読みづらい相場や重要な経済指標の発表前後など、急激な値動きが予想される場面で有効です。リスクを限定する目的で一時的にポジションをロックするための手段として使われます。
例)
上昇トレンド中にロングポジションを保有中 → 短期的な下落が不安 → 一時的に同通貨ペアをショートしてヘッジ
相場急変に備えて両建て → 状況が落ち着いたら片方を決済して方向性を決定
両建てのメリット・デメリット
メリット
相場が急変した場合のリスクヘッジになる
ポジションを決済せずに様子見できるため、長期ポジションを維持しやすい
エントリータイミングを柔軟に調整できる
デメリット
スプレッドやスワップポイントの二重負担が発生する場合がある
一方の損益がもう一方で打ち消されるため、実質的な利益が出にくい
判断を誤ると損失を拡大させるリスクがある
国内・海外FXにおける両建てのルール
国内FX業者では基本的に両建ては許可されていますが、一部の業者ではスワップポイントの不利な設定や証拠金の二重取りなど、条件が厳しくなる場合があります。
海外FX業者では、同一口座内での両建てが許可されていることが多く、条件も比較的緩いです。ただし、業者ごとのルールに違いがあるため、事前に規約を確認することが大切です。
注意点
- 両建てが禁止されている業者も存在する
- 異なる口座や業者間での両建ては禁止されるケースが多い
- 規約違反と判断された場合、口座凍結や出金拒否のリスクもある
次章では、ロング・ショートに関わるリスクや初心者が注意すべきポイントについて詳しく解説します。
ロング・ショートに関わるリスクと注意点
ロングポジションのリスク
ロングポジションでは、相場が下落した場合に損失が発生します。たとえば、USD/JPYを130円でロングし、その後128円に下がれば2円の為替損失となります。損失の最大値は、対象通貨が理論的に“0円”になるまでですが、実際にはそれ以前にロスカットされる可能性があります。
ショートポジションのリスク
ショートポジションでは、相場が上昇した場合に損失が発生します。たとえば、USD/JPYを130円でショートし、その後132円に上昇すれば2円分の損失です。特に注意が必要なのは、相場が急騰した場合の損失は理論上無制限になる可能性があるという点です。
スワップポイントの影響
ポジションを長期間保有する場合、スワップポイント(通貨間の金利差に基づく調整)が毎日発生します。
ロングでプラススワップ:保有期間中に利益が加算される
ショートでマイナススワップ:保有期間中にコストがかかる
特に高金利通貨(トルコリラ、メキシコペソなど)をショートした場合、スワップ支払いが大きな負担になるため、保有期間には注意が必要です。
損切りルールの重要性
ロング・ショートいずれの取引でも、「損切り(ロスカット)」のルールを事前に設定しておくことが重要です。
ロング:重要なサポートラインを下抜けたら損切り
ショート:重要なレジスタンスを上抜けたら損切り
自分の許容できる損失ライン(例:口座残高の2~3%)を明確にし、逆指値注文を活用して感情的なトレードを防ぎましょう。
初心者が陥りやすい失敗と対策
失敗例1:下落トレンド中に「安くなったから」とロングして含み損を拡大
→ 対策:トレンド転換の兆候を確認するまでエントリーを控える
失敗例2:相場急騰にパニックし損切りを先延ばししてショートで大損
→ 対策:逆指値注文をあらかじめ設定して自動損切りを徹底
失敗例3:スワップの支払いを軽視して長期間ショートを放置
→ 対策:スワップの条件を確認し、保有期間を短めにする、またはスワップフリー口座を検討する
ロング・ショートを安全に活用するためには、リスクを理解した上で冷静にトレードすることが重要です。
次章では、税務処理上におけるロング・ショートの違いや、取引益に対する税金の基本について説明します。
ロング・ショートで税務処理の違いはあるか?
FX取引益に対する税金の基本
日本国内のFX業者を利用して得た利益(ロング・ショート問わず)は、すべて「申告分離課税」として扱われ、税率は一律20.315%(所得税15%+住民税5%+復興特別所得税0.315%)です。取引で得た利益、スワップポイントによる金利収益、キャンペーンなどで得たボーナスの出金分も課税対象になります。
ロングとショートで税金の違いはある?
結論として、ロング・ショートというポジションの違いで税率や申告方法に差はありません。どちらもFX取引として、最終的な年間損益に基づいて課税されます。
- ロングで得た為替差益 → 課税対象
- ショートで得た為替差益 → 課税対象
また、スワップポイント(プラスもマイナスも)は損益に含まれるため、こちらも合算して計算する必要があります。
海外FX業者の場合の税務上の注意点
XM、BigBoss、IS6FX、FXGTなどの海外FX業者で得た利益は、日本国内の税法上「雑所得(総合課税)」として扱われます。国内FXと異なり、税率は所得に応じて5%〜最大55%と変動する累進課税です。
海外FXの課税例
給与所得+海外FXの利益 = 合算して課税対象
年間20万円以上の利益が出た場合、確定申告が必要(副業の場合)
また、海外FXでは損益通算や損失繰越控除(翌年以降の利益と相殺)は認められていないため、損失が出ても翌年の節税には使えません。
スワップ益・損の税務上の扱い
スワップポイントによる収益や支払いも、最終的な年間損益に含まれるため、申告時には漏れなく合算します。
- プラススワップ(ロング) → 利益に加算され課税対象
- マイナススワップ(ショート) → 経費扱いとして損失計上可能
年間損益を確認するには、取引履歴や年間報告書を業者から取得して整理する必要があります。自動計算ツールや専用の税務ソフトを使えば、計算の手間を大幅に省けます。
税務リスクを回避するために
- 海外FXでも日本に居住していれば納税義務が発生する
- 税務署から無申告や過少申告を指摘されると、延滞税や加算税が発生する可能性あり
- 毎年1月1日〜12月31日までの取引履歴をもとに、翌年2月〜3月の確定申告期間に申告すること
ロング・ショートにかかわらず、FXで得た収益は必ず正しく申告し、法令を守って安心して取引を続けましょう。
次章では、ロング・ショート戦略に適したFX業者の選び方とおすすめ業者を紹介します。
ロング・ショート戦略に適したFX業者紹介
XM(エックスエム)

XMは世界中のトレーダーに利用されている大手海外FX業者で、最大1,000倍のレバレッジとゼロカット対応、約定力の高さが魅力です。初心者でも扱いやすい「マイクロ口座」や、スプレッドを抑えた「KIWAMI極口座」など複数の口座タイプから選択可能です。
ロング・ショートに向いている理由
- ボーナス活用で資金を抑えて両建て運用が可能
- ロング保有時にスワップ受取が発生しやすい(通貨ペアによる)
- ショートも自由に建てられ、スキャルピングにも対応
BigBoss(ビッグボス)

BigBossは最大999倍の高レバレッジと、NDD方式による透明性の高い取引環境が特長です。プロ口座では狭スプレッドが提供されており、短期トレードやヘッジ戦略にも適しています。
ロング・ショートに向いている理由
- 両建て制限なしでヘッジ戦略に対応
- 高速約定と低スプレッドで短期のロング・ショート戦略に向く
- 仮想通貨やCFDも取引可能で多様な戦略が構築可能
IS6FX(アイエスシックス)

IS6FXは、国内利用者にも人気のある海外FX業者で、ボーナスキャンペーンが豊富に開催される点が特長です。最大レバレッジは通常1,000倍、キャンペーン時には最大6,666倍まで引き上げられることもあります。
ロング・ショートに向いている理由
- ボーナスを活用してロング・ショート両方の戦略を試しやすい
- 両建てOKで含み損ヘッジにも活用可能
- 通貨ペアが豊富で戦略の幅が広がる
FXGT(エフエックスジーティー)

FXGTはFXと仮想通貨取引の両方をサポートするハイブリッド型ブローカーです。最大1,000倍のレバレッジに加え、業界最高水準の入出金スピードも強みです。
ロング・ショートに向いている理由
- 仮想通貨で証拠金管理でき、週末でも取引可
- 両建てや短期〜中長期戦略にも対応
- スワップが比較的有利な通貨ペアもありロング戦略に適応
その他の比較ポイントと業者選びのコツ
- スプレッドの狭さ → ショート・ロングの往復コストを抑えるには重要
- 約定スピード → 短期トレードを行う場合は約定力が鍵
- スワップ条件 → 長期保有する際にどちらのポジションが有利か
- ボーナスの有無 → 少額で始めたい人には重要な比較材料
ロング・ショート両方の取引を戦略的に使いこなすためには、自分のトレードスタイルに合ったFX業者を選ぶことが成功への第一歩です。次章では、この記事全体のまとめと実践に向けたアドバイスを紹介します。
まとめ:ロングとショートを理解して戦略的に使いこなそう
FXにおけるロング(買い)とショート(売り)は、為替相場の上昇・下落いずれの局面でも利益を狙える柔軟な取引手法です。片側だけの取引に偏らず、相場状況に応じて戦略的に使い分けることで、より安定したパフォーマンスが期待できます。
ロング・ショートを使い分ける鍵
- トレンド相場では順張り(トレンド方向に合わせてロングまたはショート)
- レンジ相場では逆張り(上限でショート、下限でロング)
- イベント時は短期での急変動に備えて、事前に戦略を組み立てておく
成功するために必要な要素
- 明確な損切りルールの設定と遵守
- ポジションサイズの管理(資金の1〜2%以内にリスクを限定)
- 感情に左右されず、システム的に取引する冷静さ
おすすめのFX業者と環境整備
XM・BigBoss・IS6FX・FXGTなど、ロング・ショートの戦略に適した取引環境を提供している業者を選ぶことで、戦略の実行力が高まります。スプレッド、スワップ、レバレッジ、ボーナス条件などを総合的に比較して、自分に合った業者を選びましょう。
ロングとショートはFXにおける基本でありながら、最も奥深い概念のひとつです。この記事を通じて、仕組み・戦略・リスクの全体像を掴んでいただけたなら、ぜひ実際のトレードにも活かしてみてください。
市場に正解はありません。大切なのは、変動する相場に対して“柔軟に対応できる技術と判断力”を持つこと。ロングとショートを使いこなすことで、あなたのFXライフはより自由で戦略的なものになるでしょう。